2 商家の女主人の養女
今世、仕事の関係で知り合いになったコーヒーショップの女性オーナーさん。
行く度にコーヒーをご馳走してくれたり、おやつを準備しておいてくれたり、とにかくとても優しく、よくしてくれる。
なんでここまでよくしてくれるんだろう?
と思った次の瞬間に浮かんできた。
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着物を着た3歳くらいの女の子。
庭の見える和室で母親らしい女性の膝上で抱かれている。
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女の子は私で、母親のような女性がコーヒーショップの女性オーナーさん。
過去世、親子としての関係があったみたい。
ただ、血のつながりはなく、私は養女として迎えられたようだった。店は彼女1人で切り盛りしていて、女主人としての顔はきつい雰囲気もあったけど、私といるときはとても優しく、柔らかい笑顔を見せてくれていて、愛されていたんだと感じ取ることができた。
今世は、今の私にできる範囲で、貴女に感謝を伝えていこうと思う。